活動紹介詳細
一粒会(いちりゅうかい)
横浜教区一粒会のあゆみ
横浜教区一粒会は、1942年、第二代教区長・井手口三代市師の時代に正式に発足しました。
設立当時、一粒会に加入したのは19小教区でした。
第二次世界大戦中、また戦後すぐには、一粒会の活動が大きく発展することはありませんでしたが、1952年2月、第6代教区長として着座した荒井勝三郎司教は、一粒会を積極的に推進するように関係者に要請し、1956年には、その活動は28小教区にまで広がりました。
また、荒井司教は、以前から提唱していた小神学校設立構想を発表し、併せて、一粒会にその協力を要請しました。
その際、司教のもとに司教総代理ほか数名の司祭、数名の信徒で構成される一粒会本部委員会が設立され、また、地区長ほか数名の信徒による地区委員会、主任司祭と数名の信徒による小教区委員会も設けられました。
1962年の小神学校の建物が完成してからも、一粒会は本部委員会を中心とした全教区におよぶ組織を継承し、設立の目的を果たすために活動を続け、現在に至っています。
横浜教区一粒会の目的と活動
1942年に正式に発足した「横浜教区一粒会」は、会員の精神的ならび物質的一粒を集結して、横浜教区関係の司祭の召命とその成聖に寄与することを目的として活動しています。(会則第3条)
(一粒の意味は、司祭の召命が教区民一人ひとりの毎日の祈りと小さな犠牲、献金などに因って実を結ぶことをあらわしています。)
召命は教会全体の、すなわち司教、司祭と共にすべての信者に課せられた勤めです。
私たち信徒が神の救いの業にあずかるために、司教、司祭の導きは欠かせないものです。
一粒会の主な活動
- 司祭の召命とその成聖のために祈りを捧げること。
- 神学生の養成等、本会の目的を達成するために献金をすること。
- 司祭召命の運動、一粒会大会等の開催。
- 一粒会だより、一粒会通信、沿革誌等の刊行。